永遠などないとわかってる

それでもまだ願ってしまうのは

NEWS LIVE TOUR 2015 WHITE DVD なうおんせーる!!

15秒のCMでさえあの多幸感を思い出して泣けるクオリティの高さ。リリース本当に嬉しいいい(涙)。オリコン1位もおめでとうう。ツアーオーラスのドームのライブだけでなくMCもソロMVも付けてくれるなんて、なんて大盤振る舞い!!・・・って思ってたら、ドキュメンタリーが入ってないっていうことでちょっと騒がしくなってた。欲しいものには貪欲だけれど、与えられるものやいただくものに関してはありがたく頂戴する性分なので文句も不服もないわたしにはびっくりだったんだけど。そもそも「ライブ」DVDだからライブ本編でいいんだし・・、ていうかゆうやのドリボやテゴラジ、まちマス、ストフルとかもう記憶の中でしか再生できないものもあるんだよーーーーDVD化してもらえるだけで幸せなんだよーーーー(叫)。そしたらしげラジオにソロMVよりドキュメンタリーが欲しかったってメールが届いていてしげちゃんがそのことについて回答するって事態にまでなってた。うーーーん。慶ちゃんがファンの子にもてっぺんからの風景を見せてあげたい、手を繋いで一緒にその風景を見たい、みたいなことを雑誌で言ってくれてはいたけど
 比 喩
だからね?!メンバーが優しいからいろいろ誤解してしまうのかなー。うーーーーん。
まあでもそんな事前の批判も吹き飛ばすくらいの完成度の高いDVDだった。この内容で完結していたからリリース後の批判は目にしてないし。ライブ自体が完成度が高かったから当たり前なのかもしれないけれど、編集も素敵としか言いようがなくて、時間が少しかかったのも納得の仕上がり。本編についてはもうとにかく見てほしいの一言。こんな素敵な空間と時間を過ごせる幸せ。超絶かっこよくて腰抜けるほどかわいい4人の映像を半永久的に見ていられる幸せ。を、表現できそうにないのでとにかく見て(丸投げ)。ライブ本編もソロMVもメニュー画面だけでも永遠に見ていられるっていうほどの神レベル仕様。去年の音楽祭で着ていた衣装はこのツアーでますださんがデザインしたものなんだけど、音楽祭ではライブとまるっきり同じではなくてパズルみたいにいろいろ組み合わせて着ていて、そのどれもが画面ですごい映えていたのよね。そうだ、ライブについてちょこっと言うのなら、ブルーのカラコンしてる手越さんの異次元としかいいようのない美しさに、アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞の二宮先輩の「手越って実在してないんでしょ?」発言を思い出します。あの時は笑ってしまったけど先輩の正しさを知る機会になりました。二宮先輩の前年に受賞された岡田先輩の「伊野尾はかわいい」の正しさも今ひしひしと実感。話がそれたけど以下からMVについてざっくり語りたいと思います←勝手な解釈は文章にしてみるw

ロメオ2015

「ロメオ2015」というより「小山慶一郎2015」というようなMV。2015年の小山さんを存分に堪能できます。オープニング映像を見て眠れる森のオープニングを思い出し、この後中村トオルが雨に濡れながら逃げていくんだよねユースケは木から飛び降りて・・実那子ちゃんストフルに出てたね・・カザポンもはせじゅんも出てたね・・このお城からヤマナデゆうやが神がかったかわいい女装で出てきたよね・・って一瞬だけの時間旅行。仇のキャピュレット家に向かう時は貴族然とした服装なのに、部屋着が無駄にやたらとセクシーな小山ロメオ。つか足長っ!!足長すぎて持て余し気味だからか女子力が高く見えてしまう箇所(ジャンプするとことか)も。上半身は男らしいのにキュートな仕草の下半身がこやまさんギャップです。スタイルの良さと色気を惜しげもなく披露してくれる小山ロメオはメイキングでも粋なことをしてくれます。電話に出るゆうやがかわいくて男前なのよ・・(でれでれ)←結局そこに ありがとうロメオ。

ESCORT

女性をエスコートするのではなく自己の解放=エスコートと表現したしげちゃん監督の映像。白い「もうひとりのしげ」を見た時はジュリーかと(最大級のほめ言葉です)。ジュリーっていうのは男性なんだけど(まずここから)その昔、時代と美の先端はジュリーだったのようう。今は性格俳優として活躍してるけど、本当に美しかったのよーーー!!!おすぎさんだかピーコさんだかどちらかが「ジュリーは素敵な中年になるはずだったのよ」って名言を残したくらい(子供の時分なのでニュアンスですが。つかなんでこんなにジュリーを熱く語ってるんだ)。ま、しげちゃんはジュリーじゃなくてヨーロッパ映画の何かをオマージュしていそうだけど・・。妖艶な「白いしげ(勝手に命名)」と一緒に踊るダンサーの頭が象(に見えるのだけど違うのかな)なのも、ガネーシャ神を象徴してるのかなあと勝手に想像したり。「給仕としての現在の自分」の中にあるもうひとりの自分である「白いしげ」の傍で、「自分が自分をエスコートする」のを見守る「願いを叶える神」ガネーシャを表現してるのかなと。迷いを投影するかのような映像と、それに溺れてもいいかと身を任せて葉巻の煙を受ける「給仕の自分」・・そして「白いしげ」の帽子を手に取ってボウタイを外す・・ていう“その後”の余韻も楽しみな仕上がり。私の文章力だと全く説得力ないけどwカンヌ映画祭の短編部門みたいな雰囲気。短編映画のようなつくりなんだけど、どこか文学の匂いも感じてしまう。逆にシゲアキ先生の小説は文章に映画の雰囲気を感じてしまうのだけど。メイキングでMVを撮れることをすごく喜んでいたしげちゃんを見ると、ラジオを思い出して胸が痛いのですが。

Skye Beautiful

メインメニュー画面でいきなり落下してくるますださんのかっこよさに息が止まったほど。美しいもの、美しいことをテーマにしたというこの曲のテーマ通りますださんの美しい部分を存分に目にできるMV。高名な田向監督のすごさを更に知れたMV。まずのど仏の動きの美しさね・・!CGかと思ったよね・・!あと手。そしてダンスシーン。ますださんの美が詰まってるよね・・!秘密結社の人たちみたいなダンサーを従えて踊るかっこよさったら・・!さっきまで星空を漂って落下してた美しい青年だよね?!地上に降り立ったら死ぬほどかっこよかったんですね。「笑顔っていうより真面目で」の指示があの表情なら「かっこよく」って指示された表情見たら命落とすのかな・・。秘密結社(違)の方々の中央で腕を組んで上下に肩を揺らす振りもひたすらかっこいいんだけど。わたしがやったらピンクレディーのUFOになっちゃうんだけどね。そんでこれだけかっこいいのにメイキングでスーパームーン眺めてるっていうかわいさ。「衣装は白Tでいいやって言ったけど衣装さんに止められて」って言いながら、筋肉がわかる白T姿で話すますださん。白Tでも正解だったね・・。メイキングとはいえ決してオフショではなく、アーティストでありアイドル増田貴久として完璧なますださんの映像。メイキングまでがますださんのスペックの高さを表現するMVのような印象でした。興味深かったのが、4人の中で唯一、恋愛の歌詞ではなかったますださんが一番オス感にあふれていたということです。

あなた

冒頭の、水に漂う女の子を見てオフィーリアかと。恋に死んでいったオフィーリア・・・て、
よ、妖精・・?
それともグリム童話の美しい歌声を持つ、魔女の怒りに触れて長い髪を切られて追放された女の子?それとも愛と美の女神に愛された神話の中の美少年?・・って動揺するくらいの美しさでピアノを弾くゆうや。そしてここでも二次元の美しさ。可憐さ。あなたはだあれ?ってメイちゃんのように問いたくなる。そしてオフィーリア(また勝手に命名)が冒頭のボートの中で漂いながら空を見上げ、ゆうやはピアノを弾きながら歌い続けるどこまでも美しく切ない映像から一転して過去映像へ。水の張ってないボートにふたりで座りブランケットにくるまって笑顔を見せるゆうやを見て、ピアノを弾く髪型がふんわりしてるのは時の流れを表していたのか!って勝手に解釈。あの頃と同じ空、同じ場所にいるのに決して交わらないふたりがひたすら切なくて美しいMV。ライブではその圧倒的な歌唱力とパフォーマンスの前に女性側目線の歌詞がストレートに伝わったんだけど、別れた女性(オフィーリア)目線の歌詞を、男性(ゆうや)が歌うことで、辛いのは女性だけじゃなくて男性もだったのかも・・っていうことをゆうやの表情とこの映像で理解できたっていう。もう恋だの別れただの忘却の彼方だからそんなことすっかり忘れてたよw そしてこのMVが幻想的で切ないのは、男顔のオフィーリアと女顔のゆうやっていう、両方が中世的でハーフのような雰囲気なのも要因なのかなあと。欧州あたりの誰も踏み入れないお城の奥の場所みたいに見えたのに、メイキングだと千葉あたりの野原にしか見えないのもゆうやミラクル。それと・・・ゆうやの胸を打つような表情の裏に悲しい別れがあったことも最近知ったのだけれど。ドームのMCでも「天国に行っても」って突然言い始めたことも今なら納得できる別の別れもあったことを後々知ったことを思うと、そんなことを全く感じさせずにプロに徹したゆうやの凄さにただただ頭の下がる思い。ピアノを弾く指の運び方も裸足のペダル使いも美しすぎるビズもすごい好きなのですが、メイキングで歌について語るゆうやが一番素敵だと思いました。

お約束の長くなっちゃった感想だけど、本当に素敵なツアーだったなあと。今回のツアーQUARTETTOをわたしはこれから迎えるのだけれど、タイトル通り「4人でやること」へのこだわりを楽しみにしてます。