永遠などないとわかってる

それでもまだ願ってしまうのは

ハウ・トゥ・サクシード観劇

圧巻!!!

久しぶりに直接触れられたエンターテイメントがすごく上質だし圧倒されるし楽しいし感動。夢中で拍手しながらカーテンコールを迎えてた。

 

まっすー演じるフィンチがとにかくキュートで魅力的で圧倒される。上昇志向の人なんだけど、素直でキュートだから観客も巻き込んで出世を見守ったり応援したくなるし、歌もダンスも周りのミュージカルのプロの方々と並んでもひけをとらないし、舞台で主役の「華」があったな~。

演出家の方から「ジャニーズに入ってからの経験、その都度変化していった状況を思い出して演じてほしい」とアドバイスを受けたと知り、だんだんと重要な仕事を任されていく様子やフィンチがピンチに陥った時、それを解決して大団円へ向かうのを思い出すと、色々な感情が湧き上がってくる。フィンチはいつも素敵な笑顔で楽しそうだったなと、どんな時も愛されて、ピンチの時は言い訳しないで真摯に受け止めて、でも解決してハッピーエンドを迎えるフィンチが本当に魅力的で素敵だったなと、そのアドバイスを重ね合わせて思い出す。誇りを持ってずっとやってきた人ってやっぱり強いなって思うほど、歌もダンスもまっすーは素晴らしかった。

閉塞感がいまだに残る世の中だけど、セットの色彩が明るくてきれいだし、幸せな高揚感をもらえる舞台で本当に楽しかった。こうやって劇場に観客を入れて興行するために、いったいどれだけの努力と手間をかけてもらったのか想像もできないほどなんだけど、どれほど心を砕いてくださっているのか考えただけでも感謝しかないし、エンターテイメントの素晴らしさに泣きたくなってしまった。緊急時には後回しにされてしまうエンターテイメントだけど、幕が開く前に映し出された色々な色のライトとオーケストラの音を聞いてわくわくする感情、幕が開いた時に最初に目にした場面、興奮が冷めないままの幕間の体温、カーテンコールの拍手、非日常のままで帰路に着く浮遊感、全部が宝物のようだった。やっぱりエンターテイメントが身近にあってほしい。

本当に楽しかったし幸せな気分になれた。「僕はできる」のフィンチの言葉が胸を打つ、素敵な舞台でした。WWW社が千秋楽まで発展し続けますように。