永遠などないとわかってる

それでもまだ願ってしまうのは

通りすぎる雨が笑ってるよ

やったあ! 任務完了! 可愛い天使が出てくる曲を弾いてきたよーーー。(以下ムダに長いです)
今日は娘のバイオリンの発表会でした。私は娘が弾くアイアイ傘のピアノ伴奏をしまして。なんで発表会でてごます? と言うと今年は1曲は普通のクラシック曲、もう1曲は好きな曲を弾いていいってことで。条件は楽譜があることと音を細かく刻む曲ではなくバイオリンが歌える曲であること。娘は真っ先に「星めざくらいの速さ?」って聞いてたよ。朝からクラシックが流れてるって家庭ではなくにゅーす時々てごますなんでねー。「ショパンノクターンくらい?」とは絶対に出てこない言葉なんでねー。もちろん先生が知る訳ないんで「ま、そのくらいの速さで←テキトー」と私が答えたら「じゃーサマタイかアイアイ傘!」と即答。そーいえば去年「弾きたい曲はある?←もちろんクラシック曲」と聞かれて「みそすーぷか夢の数だけ」と答えて却下されてたなあ。っていうか娘ってにゅーす担てごます担と言うよりぞっぷ担? 結局季節感てことでアイアイ傘に決まったんだけど、まさかの「お母さま、伴奏しませんか?」の言葉。そんな滅相もない・・って断ったら「お母さまが弾くのが今年は多いので是非。伴奏はコード押さえるだけでいいので」の言葉に受けてしまったという・・。そして楽譜を渡してCDを流した日。先生の「オシャレな曲ですねー」に全力でますださんにひれ伏したくなりました。ますだ語録かと思いきやプロの演奏家も使う言葉だったとは・・・。さすが全てにおいてプロ。これからは「オシャレな曲」というお言葉を頂くたびにありがたく頂戴しようと思います。その後先生が伴奏について聞いてきたので「CDのカラオケを基本であと楽譜を参考に」って答えたら「でもそれだとバイオリンにつられてりズムが崩れませんか?」との言葉。崩れません・・! 何百回と聞いてるんで・・! とは言えず「・・多分大丈夫かと・・」と言葉を濁して伴奏の耳コピ開始。とはいえピアノも20年ぶり。立派に成人式迎えてます。耳も腕も鈍りまくってます(HOT HOT HOTは聞き取れてもww)。それでもてごますの曲をコード押さえるだけっていうのはファンとして許せない! と私の腕>>カラオケ>楽譜って感じで仕上げたんですが。よく考えたら前奏・間奏・コーダとピアノソロが続くんで血の気が引きました。
アイアイ傘が初披露されたのは丁度1年前の4/6(日)のアニメEDなんですよね。当時貧血の治療中で週3回注射を打ちに通院してたんですが、雨の日は幼稚園の送り迎えだけで精一杯で病院なんて行けず。2月から治療してるんでヘモグロビン値も大分上がったとは言えまだ一桁で。そんなとき、ipod用に加工してくれた方がいたのでこの曲を聴きながらだと雨の中も通院することができて。血管も老化してるし注射も結構打ったので「もうボロボロだね・・」と先生に言われて「別の科に回されるのかなー」って覚悟した最後の検査でなんとか最低基準値をクリアできたのも、この曲があったからだとずっと思ってきた大切な曲だったので、娘と一緒に弾けるというのはすごく嬉しいんだけど逆に譲れないっていう・・(笑)。もう1曲はピアノでさらっと弾いた後「こんな曲。バッハって感じで」と超いい加減な説明なのにアイアイ傘は超スパルタ。曲に感情がうまく込められなかったので、まっすーの写真でも楽譜の横に置いといたら弾けるかな? と実行したら「ママ・・まっすーばかり目が行って余計に弾けない・・」と呟かれたり。先生に曲が完成してきたね、って褒められた時に「だってママすごーく厳しいの。『天使が見えないよー!』とか言うんだよ」と娘にチクられたり。先生は「お母さま・・・」と呆然とされてました。だって重要だよね! 天使は(力説)。可愛い天使が優しく雨を降らして、その後光が射す曲だもんね!
・・・まあ実際そこまで表現できたのかは分からないけど。でもすごく満足してます。そうそう、完成した伴奏に先生がバイオリンをつけてくださったことがあって、すごく綺麗な弦の響きに伴奏しながら鳥肌が立ってしまったんだけど(さすが家を買える値段のバイオリンと腕だわ)、弾き終わった先生の言葉が「すごく繊細なメロディーと伴奏なので少しでも音が狂うとダメですね」。ひええ。てごますってやっぱりすごい。すごい歌い人だわー・・と感心した後に「・・あ、じゃあ娘も難しいってことか・・」ってやっと気付いたんだけど。まあ♪なんとかなーるーさー♪で今日を迎えて無事終わったからいいかー。ほんとてごます担冥利に尽きる一日でした。この1年の締めくくりもできた気がするし。忘れられない曲になるだろうなー。さあこちゃんからうっとりするお疲れさまメールも貰って♪ ただひとつだけ引っかかるのは、私の買った楽譜の歌詞が「あまごい」になってたんだよね。「あまこい」だよね? 大手出版社なのになーと思いつつ修正液でちょんちょんと濁点を消すことくらいしか私にはできなかったわー。