永遠などないとわかってる

それでもまだ願ってしまうのは

NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO 広島2日目

テゴマスのうた以来の広島・・って7年ぶり!!生まれてきた赤ちゃんが小学校に入学しちゃう年月!!←自分で書いてびっくりw 前回は明け方の地震の影響で新幹線で8時間かかって公演にはギリギリ間に合ったんだけど観光は一切できなかったんでその再チャレンジと、グリーンアリーナは初めてなので(ほんとに緑色でびっくりした)尚更楽しみにしてました。そしたら、このアリーナ公演がDVD化されるかもしれないって言うし(涙)、歴史的瞬間の後の平和公園に足を踏み入れることができたし(ゆうやも平和公園に行ったことを「大切な歴史だから」って言ってて更に胸を打った)、7年ぶりの広島は胸がいっぱいのことばかりでした。
ネタバレなしなのでざっくりした感想だけですが、本当に楽しかったーーー!そして「4人でいること」を殊更に強く感じたライブでした。登場からラストに至るまでその「4人でいること」「4人で奏でること」をツアータイトル“QUARTETTO”通りに、幸せなくらい感じた空間でした。いまだに胸がいっぱいなので、まとまりのない感想ですが・・・

登場からしてかっこよくて。衣装といい、登場の仕方といい。その登場の仕方の暗示が涙が出そうなくらいなんだけど、ラストにも繋がっていたことに広島でやっと気付いて胸を打たれて。セトリに関しては、パンフレットでゆうやが伝えてくれた気持ちがすごく嬉しくて。アリーナ公演がDVD化されるってことはドームのセトリは少し変えてくるのかな。それもすごく楽しみ。
アルバムでもすごくかっこいい曲なんですが、ライブでもこれがしぬほどかっこいい。名古屋でも腰抜けたくらいかっこいいんですが、今回はゆうやのフェイクが会場をビリビリ揺るがすほどで、それもハウリングとかでなくて特殊効果のひとつみたいに、ただただひたすらかっこいいパフォーマンスにゆうやの声が華を添えていたような、そんな印象でした。
ますださんソロですが、今回もかっこよさに立ち尽くしてしまったのだけど、前回より「楽しんでる」ような印象が。なのに前回よりキレがあるというか、一瞬ダンスのポーズが止まって見えることが多くて(でもテンポに遅れているわけではなく)。ダンスの素養がないので、こんな表現しかできないんだけど、あれだけ難しい曲を完璧に踊って歌って色気振りまいてるのにそれを楽しんでるようにさえ感じさせるますださんてなんなの。こうやってファンはますださんに転がされていくのね・・・
しげちゃんに関してはESCORTの白いしげがジュリーをオマージュしたのを知って大コーフン!ジュリーご存じだったとは・・あの妖艶で美しい白いしげちゃんがかつて時代と美の先端を象徴してた彼に重なったのも納得。そして今回のソロについては―実は翻訳者違いで何冊か持っているほど「星の王子さま」が大好きなんだけど、アルバムで聴いた時にその昇華の仕方の見事さに涙が出て。そして名古屋で見てまた涙が出たのだけど。ネタバレになるから詳しくは言えないけど、しげちゃんの「星の王子さま」素敵です。紡ぎ出す世界も、映像も。慶ちゃんの感想はネタバレにしかならないので書けないんですが・・
そして、ゆうやソロなんですが。
びっくり。
すごくすごく優しい歌い方。今までも優しい歌い方を聴いたことはあるけど、そのどれとも違う、初めて聴く歌い方。Encoreって切ない歌だからもちろん切なさもあるんだけど、後に残るのは圧倒的な優しさ。でも曲の世界に相応しい、というかこういうアプローチでこの曲を魅せることもできるんだっていう感動と。聴いてる人が「曲の中の彼女」になった錯覚でも起こしてしまうような世界観(うまく言えないけど愛された幸福感まであるような)に、この人は一体どこまで成長するのかなって鳥肌が立つほどでした。
かっこいいのはもちろん、相変わらずかわいすぎる4人。くっつきすぎて4分割のモニターに必ず誰かが少し映り込んでしまうほどw いったん離れようかって言ったのにひたすらゆうやにくっつくますださん、てごます磁石はこの世で一番かわいい現象でした。変ラボで「一番かわいい現象はなんだ」ってお題が出たらぜひまたやって電波に乗せてほしいてごます磁石。
テイク4くらいしたくだりも全部DVDに入ると嬉しいなあ。ゆうやの「ばかぁっ!」もかわいかったw
ジュニア紹介の時に、ゆうやがすごく愛おしそうに慈しむように微笑みながらジュニアくんたちを見つめていたのがすごく印象的で。ゆうやの隣りで当たり前のように寄り添って座るこやしげも印象的で。すごく自然な距離の詰め方でこんなカップルになりたいって思ったw ある時ゆうやがジュニアくんと顔を寄せ合って楽しそうにしていた場面がモニターに映ったのだけど、同期の大河くんて知って素敵な関係だなーって。チームQUARTETTOの雰囲気の良さを感じたし、だからこのライブもすごく素敵なんだなって。
その後のゆうやの怒りも全部ひっくるめて、忘れられないライブになりました。ゆうやの肌荒れが気になってじっくり観察してたから(怖)そんなのないのは分かってたけど、実物を見たことないお子ちゃまが騒いでたのかなとw
挨拶で慶ちゃんが「一緒に歩いていきましょう」って優しい言葉をまたかけてくれて。その気持ちが嬉しいからやっぱり私たちは批判できる立場だと勘違いしてはいけないと思ったりしたのだけど(古い人間なのでそのへんはきっちり守りたい)。ライブの翌日に、このあたりのてっぺんてどこだろうって思って広島城に行ったのだけれど(単純w)、天守閣からグリーンアリーナと原爆ドームと泊まったホテルが同じ窓から見えて今見える景色がそれで胸がいっぱいだったのだけど、もっと上から見える景色はどんなのだろうってふと思った。それが見える日がきっと来るだろうなって実感した今回のツアー最後のアリーナ公演でした。