永遠などないとわかってる

それでもまだ願ってしまうのは

NEWS LIVE TOUR 2015 White 5月1日大阪公演感想

更にかっっっっっこいいいいいい!! そしてメンバー愛に笑顔と涙。という慶ちゃんバースデー公演でした。名古屋ぶりだったのだけど、更に良くなっていて成長してるにゅーすとライブを実感できる幸せ。ほんと、ライブって生モノいうか生きているものなのね。今回は折り返しも過ぎたのでソロ曲も含むアルバム曲に限り演出のネタばれします(ツアー名を冠してるアルバム曲はライブでやるっていう前提だと思うので)ので、まだ見たくない人はご注意くださいね。

BYAKUYAのかっこよさ

まずこれ!! 名古屋で見た時からそのかっこよさに震えたのだけれど。CDで聴いたときはディズニーにも通じるようなファンタジー感やスケールの壮大さにもどきどきして早くライブで見たい!!って楽しみにしてた曲。とにかく期待してて、予想していた演出をあっさり裏切るものすごいかっこよさに感動。その期待以上だった演出の、わたしの勝手な解釈を書いていくと・・。戦時下のヨーロッパのような雰囲気の、統制された軍隊の狂気すら感じる揃った振付と世界観。この音を拾ってモチーフとなるあの印象的な振付をしたのかー!ってとこも感動したし、腕章のある軍服もひたすらかっこよくて(衣装担当のまっすー天才!)。天井から黒い細長い布が何枚も順に下りてくるのもだんだんに荒廃していく世界を表しているようで、モニターに映る死神のような骸骨も途中で軍服を着ているのもどこか象徴的だったり。終盤、ジュニアくん達が旗を振り回すのだけど(トリコロールではないけどドラクロワの「民衆を導く自由の女神」のような旗をイメージしていただけると)、あれは色のイメージから敵の白旗?それとも味方の勝利の旗・・?どちらにしても争いがもうじき終わることを予感させ、そしてラスト、セットの一番上に並んだ4人は戦いが終わったことを象徴するかのように目の前に垂れ下がる黒い布をそれぞれが引っ張って地上に落とし振り返る・・。白夜=沈まぬ太陽を、夜も昼もなく戦争の砲火が不気味なほど明るく街を照らしていたことへの比喩として使っていたのかなーっていう勝手な解釈をしたのですが。とにかくかっこいいのにどこか文学的でもあるようなこのパフォーマンスが本当に素敵でした。ま、一番かっこいいのはこのパフォをやりきったNEWSなんだけど。踊りはもちろん、ちょいちょい入る色っぽさにも我々は集中砲火を浴びて瀕死状態。そして、その白夜の終わりを告げるような振り返った時の表情が腰ぬけるほどかっこよかった!!!美しかった!!!(世界を救ったヒーローという仰々しい雰囲気ではなく一軍人のような表情のところもその美しさを一層引き立たせているような・・) でもね、ますださんの表情がto be continued・・って感じで、ちょっと鳥肌が立っちゃった。
更に! この次の曲の時に詰襟のようなファーを取り外すとスーツになるの!!!ますださん天才!!!そしてファーをものすごい勢いで取り外したゆうやがかっこよくてねえ。まだまだツボを語れますが次に行きます。

シゲアキ先生、衝撃のお色直し

ライブ途中から、シゲアキ先生がヘアスタイルのお色直しをして登場したの! サイドに髪を集めて刈り上げ(ツーブロックって言うんでしたっけ)を見せるヘアアレンジにしてきたの。・・ってヘアスタイルの説明がえらく雑ですがwとにかく会場中が騒然となったくらいかっこよかった。シゲアキ先生はヘアスタイルを変える余裕があったのに、自担さまはポンパの横の髪が汗や何やらで乱れてきてもそのまま。そこがまた泣けるほどかわいかった。そして汗をかこうが乱れ髪が顔にかかろうがひたすら美しいゆうやだった・・(結局自担さま自慢w)

自分で制御できないてごにゃんのテンション

ひと月ぶりのライブが嬉しすぎて自分でもテンションが抑えられないてごにゃん。溜まりに溜まってることをカミングアウト。なぜか会場のみんなも溜まってるのが当然て思ってるフシもあってかわいい。てごにゃんにかかればみんな同じ溜まり仲間。ヘンな子にしか見えないのにとてもかわいい。ミラクル。ストレスとかフラストレーションって溜めないようにって悪の元凶みたいな扱いだけど、ゆうやの言う通り溜めるといいのかもって気がしてくる。ミラクル。テゴストレーションて言っちゃうのもかわいい。つか「溜めちゃいけない」って切羽つまった考えもゆうやの言葉で救われるって素敵。ミラクル。溜めに溜めてライブで発散すればいいのね。

ゆうやソロが更に成長してた。涙。

今回はゆうやの表情をがっつり見られる場所にいたのですが。少しだけ口の端を上げながら微笑むように歩いてきて伏し目がちだった目を会場に向けてジャケットを羽織り、ピアノに腰掛ける・・。この一連の動作だけでも美しくてなぜか泣きそうに。首を傾げながらペダルを確認して以前と同じようにすっと弾き始める。ためらいなく弾き始めるけど優しく、そして名古屋よりも自信を感じさせる響きと正確なタッチにものすごい上達と成長を感じてまたまた涙。自信を感じさせる、とはいっても強く弾くのではなくて優しい音色なんだけどきちんと音が伝わるというか。ピアノやってた時に、p(ピアノ)の部分は弱く優しく弾くけどきちんと音が伝わらなきゃダメっていうのが難しかったんだけど、ゆうやはそこをきちんとできている、ってことなんだけど・・説明が下手ですみません。とにかくライブのなかったひと月間にものすごく練習したんだなってのがわかって・・。切なくて感情が抑えられないように歌い方が変わっていたのも、泣きそうな表情でサビを歌い上げていたのも、名古屋とはまた違う胸の掴まれ方をしました。会場の空気そのものを変えてしまうゆうやソロ。なぜか「丸腰」って言葉が脳裏に浮かぶ、自分の身ひとつを武器にして魅せてくれたゆうやが本当に素敵で。歌い終わった後の最後のアルペジオの響きが、優しい中にやり遂げた心情を一音一音に乗せているように聴こえたのもただ感嘆としか言いようがなくて。会場がため息のような声と拍手に包まれたのが、何よりも雄弁に感動を伝えていた気がします。本当に誇りに思う。

ますださんソロ

ある理由でわたしの瞳にフィルターがかかった状態で始まるのですが、孤高の美、といった印象。てっきりジュニアを従えて踊るのかと思いきや、ひとり。映像と衣装とますださんの澄んだ歌声がリンクして、アンデスあたりの高地を思い出してしまうのだけど、シンプルな演出が研ぎ澄まされたような美しさで好きです。ますだ's beautiful.'Cause, ますだ's beautiful

慶ちゃんハピバサプライズ

慶ちゃんだけでなく会場中が期待してたお誕生日公演。やる前はつれないメンバーだったのに、本当に素敵なサプライズのお祝いをしてくれました。NEWSほんと大好き。詳しいレポは他の方に任せるとして(こら)、ビデオレターのゆうやのモノマネにおなかとあごが痛くなるほど笑って、NEWSのHappy Birthdayの替え歌に泣きそうになって。「メンバーでいてくれてありがとう」って歌詞、メンバーを含め、あの場で聴いたファンもその場にいなかったファンもNEWSを愛してる全員の気持ちです。
慶ちゃんの似顔絵ケーキを真っ先に食べるゆうや。生クリームを顔に付け合うこやしげてご。ますださんだけ逃げて綺麗な顔のままだったときには「ますださんはほっぺを攻略するのも難しいのね・・」って妙に感心してました。そんなメンバーの関係性もほんとに好き。綺麗にパッケージングされたますしげてごの慶ちゃんハッピーバースデービデオレターDVDを渡す時に、中身がいんらん家庭教師かもってシゲアキ先生が言ったのだけど、それはどなたの嗜好なのかも気になりました。大人のNEWSに成長したのね色々と・・

てずてってとって愛してる

名古屋でもそうだったのだけど、愛言葉を聴いてると涙が出てくる。それは、「こんなにきれいなメロディーライン作ってくれてありがとう、このコード進行も好き。ほんとにゆうやありがとう」っていうとこなんだけど。歌詞が素敵なのはもちろんだけど、そこが大好きなの。そんでモニターの「てずてってとって」の「て」が引かれて「ずっと」だけが残るのを見て更に泣く。メンバーの佇まいと表情に泣く。って結局泣くのだけど、こんな素敵な歌をプレゼントしてもらえてファンは幸せ(涙)。

ゆうやのラストの表情

「僕たちの名前はー?」って慶ちゃんが訊いた時に、その答えがよく聞こえるように両耳に手を添えて幸せそうに微笑みながら目を閉じて「NEWS!」ってファンが答えるのを待っていたゆうや。NEWS!って言葉が響いたら目を開けて本当に嬉しそうに愛おしそうにしてたゆうやの表情が、ものすごく印象的だった。10周年のドームでも6万5千人の「NEWS!」の声の大きさにうるうるしていた表情とか、てごますの青春ツアーで見た、振り返って会場を見渡してたゆうやのほんとに愛おしそうにファンを見つめる表情がたまらなく好き。そんなゆうやの表情を見ていると、ファンの一方通行の想いだけじゃないのかなって救われた気がする。

モニターの映像がとにかく凝っていたり、照明がすごくかっこよかったりと素敵なライブで、白いキャンバスに色々な色を描いてくれたような鮮やかな印象なのだけど、最後に残る印象はなぜか「白」。今のNEWSにはそんな凛とした美しさと強さがあるって再発見できるライブ。もし叶うのならいつか4人の愛のマタドールが見たいなあっていう夢もあるのだけど。今回、見たかった歌を見せてもらえたからわがままになってるのかな。でもまた私たちの予想を遥かに超えてかっこいいライブをしてくれるのは約束されているようなものだから、「次」を楽しみにして待っています。テゴストレーション、溜めに溜めておくね。