永遠などないとわかってる

それでもまだ願ってしまうのは

テゴマスのまほう 横浜最終日&名古屋千秋楽

とけない魔法
ってあるんだなって思ったツアー。終わってしまうのはすごく寂しいけど「次」を迎えるための素敵なラストを見せてもらいました。横浜ラストの感想とともにざっくりと。

横浜ラスト

初日はスタンド1列目で星空のカーテンのような電飾をきれいだなーって眺めていたのですが、この日はアリーナだったのでカーテンの内側に入っていてそれもなんだかすごく幻想的で。その星空の軌道に合わせて三日月で動くまっすーに真上から手を振られたときには一緒に見ていた4人で腰ぬかして妊娠したんじゃないか騒動がww
この前の記事でも書いたんだけど、横アリの「特別感」がほんとにすごく素敵だった印象しかなくて。横アリで何度も先輩のバックを務めたまっすーの想い出の場所であり、てごさんの地元。てごさんが地元って言ってくれる度に3代前からハマッコのわたしは嬉しくて。もちろん成人式も横アリ。モニターに横浜市歌の歌詞とか映って歌いましたよ。って今と変わってないじゃんww もらった記念品の中には「未来」って市長直筆の書面も。その言葉通り横アリでこんな素敵な未来が待っていたとは。・・と脱線しましたが、「故郷に錦を飾る」的なそんなところもすごくいい方向に向いてた気がします。
ラストはさくらガールでてごさんの背中とまっすーの表情を見ていたのですが。てごさんの背中は凛としていました。凛、て言葉しか浮かばない背中の表情でした。前を向いてる凛としたしなやかさと強さ。そしてまっすーの表情は胸が引き裂かれるほどに切なくて。そんなふたりの様子と胸を打つより他ない熱唱を聴いてやっぱり泣くしかなくて。悲しみだけじゃなくてそんなふたりの決意にもいろいろ思いを馳せたりしてそれでもこの曲を選んで歌ってくれたことに感謝したりして。
あ、ダブルアンコのチアガール祐子はほんとにかわいかった!!!!! アリスの反省か、ハイソックス+スニーカーっていうへんたいチックさは全くなくてニーハイのルーズソックスに白ブーツ。マリノスのチア募集、って駅のポスターがあったから受けたら絶対トップ合格だと思うww 
カテゴリーで言うなら「アイドル」なんだけれど、それだけでは計り知れないてごます。生バンドの豪華さとそれに負けない絶品のハーモニーと、ファンタジーさと、もちろんアイドル的なかっこよさを前提に、すべてがワンダーランドみたいだなーって殊更に思った横アリでした。

名古屋オーラス

会場外に飾ってあったみそすーぷのお椀の横の「名古屋千秋楽」に泣き、会場のセットを見て泣き・・・。OP映像のカウントダウンに「FINAL」が入ってて更にうるっときて。このロケ地のシアター、誰キスで5回くらい行ったとこなんですよ。映画とシアターの雰囲気がすごく好きだったので、そんなことも毎回思い出しながら。
いつも以上にふたりの歌い方が優しかった気がしました。まっすーはいつも通りにします、って最初言ってたけどw くしゃみのらぶらぶのテヌート具合が私的ベストの上、まっすーソロのらぶらぶの歌い方が絶品で。そしてご当地ソングの「そうだ名古屋行こう」の後に「バンモンいえるかな」をまっすーが歌い始めた瞬間ボロ泣き。バンドのメンバーさんの歌なんだけど、ほんとに素敵なてごますバンドだったし、ふたりとすごくいい関係だったんだなーーーって、このツアーを支えて成功させてくれたこともそのことをふたりが形にしたこともほんとに嬉しくて。ご当地ソングのクオリティも高かったんだけど、こちんこちん。あなたの息子に天むす。は右肩にナス以来のクオリティww
そんな感動的なふたり、MCではこじまよしお、ゲッツ、ぬーぶらやっほー、だっちゅーの、とだんだん古さを競ってましたがww ぬーぶらやっほーいいなあ、って言うてごさんの呟きを逃しはしませんでしたぜ。それとは真逆のダンシンの振り付けのかっこよさったらなかったのよ奥様!!!
ほんとにラスト間際、急に報知器が鳴り響いて。ハイウェイでてごさんがターンしたときふわっとなった衣装と火柱が近くてヒヤリとしたけど。それにしても長いなーーって思ったのだけど、てごさんはかわいく喋り続けてくれて、ますださんは「てごしのギターない?」(すごくいい声でかっこいい!!)って機転きかせてくれたりして。結局ギターは出てこないで報知器も収まったのだけど。一番びっくりしたのが報知器の音に似せて声を出した時。あれ?数度ずれてるよって思ったら報知器にハモってたーーー!!! とにかく、会場にいるファンを全く不安にさせないで10分くらいもその場を落ち着かせて楽しませてくれたてごますふたりの大きさと優しさに感謝。こういうハプニングもいいなって思った。
アンコ時、おつかれさまでしたの横断幕を見たてごさんが「不安なこともあったけど・・・」ってぽろっと泣き出した時はこちらももらい泣き。にうすのことがあった時も前向きのコメントを発信してくれて、このツアーでもいつもポジティブでわたしたちファンを元気づけてくれてたけど、ひた隠しにしてきた感情や緊張がほんの少し決壊したその姿と涙が純粋で本当に綺麗でした。必死で守ってきたものがあるひとの強さや優しさを見た気がして。そんなてごさんからの「俺たちはみんなを離すつもりはないのでずっとずっとついてきてください」って言葉が深く胸にしみました。
そしてまっすー。にうすのことになるんだけれど、と前置きして「いろいろあって今回さくらガールを歌わせてもらったけれど、こんどみんなの前で歌うときには笑顔で聴いてもらえるようになっていたらいいなと思っています。」 ・・・見えていたんだよね。見えていたからこそのあの表情や葛藤があったんだろうな、と泣いてたらまっすーも「これからもずっとずっとついてきてください」
エンドロールではアイノナカデの合唱の感動的な中、ラストメッセージに会場中がうるうるした次のイラストに会場中ざわざわww 渾身のシャッシャ画法の雪男ふたりの破壊力ハンパないwwww 涙はどこへwwww 最後までエンターテイナーてごしww 



とけない魔法
ほんとにそんなのがあるとしたら、ゆるぎない信念と相手を思いやる優しさだけがそんな魔法をかけてくれるのかもしれないなーって思ったテゴマスのまほうツアーでした。
でも、もしにうすのことがなかったにしても、てごますのふたりは素敵な魔法を、とけない魔法をかけてくれたんだろうなってのもすごくよくわかったツアーでした。なんていうか・・・幸せを感じる絶対条件の中に「大切にされてるという実感」が必要だと思うんだけど、ファンをものすごく大切にしてくれている姿勢は、3rdになっても、会場が広いアリーナに変わっても、最初と変わらないどころか増している気さえするほど。
ダブルアンコでトナカイとミニスカサンタ〜ホタルを意識したの?それとも前髪シュシュのかわいさを表したかったの?〜がプレゼントに歌ってくれた魔法のメロディ。その最後の歌詞の「どこまでだって行けるから」を会場全体で歌ったとき、本当にこのふたりについていったらどこまででも行って羽ばたけるかも、って確信した3rdツアーラストでした。疑いなくそう思えるのもすごく幸せなことだなって1日経った今も強く思います。